カワイイけど実はアブナイヤツなんです。⑨ 子育てが過酷すぎる!
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カワイイけど実はアブナイヤツなんです。⑨ 子育てが過酷すぎる!

『カワイイけど実はアブナイヤツなんです。』から厳選して全10回連載でお届けします。Youtubeでますます人気の「へんないきものチャンネル」書籍化第2弾! カワイイ生き物たちも、生きるために一生懸命。時に驚くほどの凶暴さやしたたかさ、あざとさを発揮するんです。そんな生き物たちの素顔に迫る連載第9回は、ヨチヨチ歩く姿がとってもキュートなペンギンの話。

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50コウテイペンギン

プロフィール
名前   コウテイペンギン
学名   Aptenodytes forsteri
分類   鳥類
生息地  南極圏
大きさ  全長115~130cm

コウテイペンギンはペンギンの中でも世界最大だけど、寒い南極でヨチヨチと集団移動している姿はずっと見ていたくなるわね。でも、南極はマイナス60℃の激しいブリザードに襲われる。そんな環境でする子育てもまた過酷。メスはオスに卵を託し、エサを求めて50キロもの長旅に出ることに。オスは60 日間も飲まず食わずの絶食状態でメスを待つんだけど、ここまで健気に卵をじっと温め続けることが出来るのはまさしく「親の愛」よね。

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コウテイペンギンの子育ては想像を遥かに超える過酷さで、卵が凍らないように足をくっつけてその上に卵を置きます。60日間待ってようやくエサを胃に貯めたメスが戻ってきても、その食事はヒナの分。体重が40%も減ったオスは今度は海へと向かい、途中で力尽きる仲間を振り返ることなく、歩き続けるのです。

いかがでしたか? カワイイからって侮ってはいけません。みんな生きるために一生懸命なんです。見た目だけで判断せず、生き物のことを正しく理解しましょう。

作品情報

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カワイイけど実はアブナイヤツなんです。
本性を見抜け!裏の顔を持つ生きもの図鑑
著者:ろう 監修:實吉 達郎 イラスト:川崎 悟司 イラスト:バニえもん まんが:いなばのみね

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